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マンションの現場における竣工写真の撮影の仕方

更新日:2025年5月8日


竣工写真の中で依頼の数が特に多いのがマンションの撮影でしょうか。要求される難易度も高い現場が多く、経験が求められるため撮影の基本を一通り網羅している必要があります。



外観撮影のポイント

高さのあるマンションは撮るのが難しく、住宅街だと建物全体が入る位置は限られます。離れすぎると電柱・電線が邪魔してくるし、近付くと画角に収まったとしても建物が歪むことが多いので、立ち位置を見つけるのは結構大変です。現場によっては建物のカタチを綺麗に見せるために遠くから望遠で撮ることもあります。


夜景撮影のポイント

住戸ひとつひとつ回って全ての部屋の照明をつけ全点灯で撮影します。この作業はせっかくの綺麗な部屋を汚してしまう可能性があるので、現場の方にお願いしてご協力いただきます。撮影は日没の時間に行いますが、北面は特に暗くなるのが早く、住戸ベランダ側はかなり暗くならないと光が漏れてこないので、予め撮る順番は慎重に決めておきます。


エントランスロビー撮影のポイント

一番の見どころポイントなので、時間をかけて綺麗に撮ります。また日の光が入る場合は時間によって雰囲気も変わるので、余裕があれば時間を変えて撮ることもあります。最近のマンションは照明が半分ついて半分つかない仕様が基本になっているところが多いようなので注意が必要です。全部つけるかどうするかは現場の担当者に確認して決めますが、お任せの場合は可能であれば全て照明をつけて撮ります。


住戸撮影のポイント

住戸を撮るときに気をつけたいのが暖色系の照明を使っている廊下やトイレです。リビングからの自然光が入ることがあり、これは色温度が違うので青っぽい光が邪魔をする時があります。可能な場合は黒い布などで光を遮って撮影します。また、トイレはどんなに狭くても床と天井は画角に入れたいところで、超広角のレンズでないと画角に入らない現場も少なくありません。


ある程度の距離を確保できれば綺麗な建物の形で撮ることができます
ある程度の距離を確保できれば綺麗な建物の形で撮ることができます

外観やロビーはシフトレンズでしっかり綺麗に撮り、居室のトイレなどは超広角を使用。場合によっては望遠までレンズが必要となるのがマンションの撮影です。夜景のタイミングも難しく、全て完璧に撮れるようになるまでには、それなりの経験が必要になる現場だと思います。

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